・生クリームを使わず、家にある材料で作りたい…
・卵とチーズで作るパスタ カルボナーラ
・カルボナーラでよくある失敗例
・カルボナーラで余る卵白の使い道
自宅で作るのが難しいパスタって何でしょうか?
火加減で言えばカルボナーラが抜群に難しく、失敗しやすいパスタだと思います。
「炭焼き職人風」とも言われているパスタですね。
そんなカルボナーラも作り方を覚えれば、失敗しません。
誰でもトロトロ濃厚に作れちゃいます。
材料がシンプルなのもいいですね!
このレシピは本場イタリアと同じように生クリームを使わず、シンプルに卵とチーズだけで作ります。
特別な材料やダメになりやすい材料、高価な食材はありません。
「出かけるの面倒だけどお腹空いたなぁ…、パスタの気分だしカルボナーラでも作るか」というユルさで作れます。
休日に冷蔵庫を開けてパパッと作れば、なんだかテンション上がりますよ。
今日のお昼は何にしようか悩んでいる方はぜひ作ってみてくださいね。
失敗しないカルボナーラの材料
パスタの本場イタリアでは生クリームや牛乳を使いません。
日本で作りやすくアレンジされた時に入れるようになったそう。
本場が正解…と言うつもりはありませんが、正直言うと面倒なんです。
「今日は冷蔵庫に生クリームが少しあるから、カルボナーラ作ろう」なんて、普通の家庭じゃあり得ません。
家族に「生クリーム使わないの?」と聞かれたら、ドヤ顔でこう答えましょう!
「パスタの本場イタリアでは生クリームを使わないんだよ。」
・パスタ100g
・全卵1個、卵黄1個
(記事後半で卵白の使い方を紹介するので、捨てずに取っておいてくださいね。)
・粉チーズ 20g
・ベーコン 60g(だいたいで良いです)
・粗挽きコショウ お好きなだけ
・まな板、包丁
・パスタを茹でる鍋
・卵とチーズを和えるためのボウル
・パスタを和えられるサイズのフライパン
コスパよりお店みたいな味を求めるなら
粉チーズをパルミジャーノレッジャーノやペコリーノロマーノ、グラナパダーノ…
ベーコンをパンチェッタやグアンチャーレ…
と本格的な材料に変えてみてもいいかもしれません。
ボクはコスパ重視ですが(笑)
失敗しないカルボナーラの作り方
失敗しないカルボナーラの作り方
- ベーコンを炒める
- 卵とチーズを混ぜる
- パスタ、ベーコン、卵液を和える
慣れるまでは②が終わってから、パスタを茹でましょう。
パスタの茹で方はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
料理初心者・パスタってどうやって茹でればいいの?・パスタをもっと美味しく作りたい・パスタなんて、お湯に入れとけばいいんでしょ?ななにーいえいえ、実はパスタを茹でるにもコツがあるんです。[…]
【失敗しないカルボナーラの作り方1】ベーコンを炒める
まずはベーコンを弱火で炒めていきましょう。
ジューシーなベーコンが好きなら表面に焼き色がつけばOK!
カリカリが好きなら焦らずじっくり炒めることが大事です。
どちらを選ぶかは皆さんの好みと冷蔵庫のベーコン次第ですね。
焼き色がついたベーコン···たまりませんね
フライパンはむしろ冷えてるぐらいがちょうどいい。
茹で汁を入れるのも卵が固まるのを防ぐ意味があります。
【失敗しないカルボナーラの作り方2】卵とチーズを混ぜる
ボウルに卵とチーズを入れて、混ぜるだけです。
何のコツもポイントもありません。
出来上がった卵液に弱火でじわじわ火を通せば、カルボナーラのソースになりますよ。
【失敗しないカルボナーラの作り方3】パスタ、ベーコン、卵液を和える
パスタが茹で上がったら、オイルと茹で汁が入ったフライパンへドサッと入れてグルグル…。
オイルと茹で汁が入っているので、冷えても固まりません。
ちなみに、まだ火はついてませんよ。
パスタとオイルを和えたら先ほど作った卵液を投入。
まだ火はつけません。
卵液とパスタを和え終わったら、ここでやっと火をつけます。
もちろん強火でも中火でもなく、弱火!
それもコンロの最弱か最弱の次くらいの弱火にしましょう。
パスタを軽く混ぜながらじわ~っと温めていけば、卵がトロ~ッとなってきます。
卵がスクランブルエッグみたいに固まり始めたら、フライパンの温度が高い証拠!
一度コンロから外して温度を下げましょう。
弱火にかけたり、コンロから外したりを繰り返して好みのトロトロ具合になったら完成です。
我が家は子供の好みに合わせて、ゆるめに作ったり…
大人の好みに合わせてトロットロに作ったりと、加減が自由に調整できるのも嬉しい限り。
カルボナーラの失敗例と対策
・味がボンヤリ…
調べてみるとカルボナーラの失敗例で圧倒的に多いのが、「卵が固まる」「卵がボソボソ」になることです。
次が「味がボンヤリ」ですね。
逆に言えば、この2つをクリアすれば自宅でトロットロで濃厚なカルボナーラが作れるんです!
【カルボナーラ失敗例1】卵が固まってボソボソになる
「卵が固まってボソボソになる」原因はもちろん「熱い」からです。
ボクのレシピではベーコンを炒めたら火を止めます。
卵とチーズを混ぜたり、パスタを茹でている間にフライパンは常温に…。
フライパンはそれぐらいの温度でいいんです。
これを防ぐにはボクのやり方以外にも、湯せんで卵をドロッとさせる方法もあります。
でもね、湯せんで作ると洗い物が増えて面倒なんですよ(笑)
湯せんからも分かるように、カルボナーラの火加減は「生卵」と「温泉卵」の中間ぐらい。
火を通すというよりは温めるという感覚が正解ですね。
あえて常温のフライパンにパスタを入れて温度を下げることで、卵が固まりません。
パスタの余熱で温めて、好みに合わせて弱火で温める…という理屈です。
【カルボナーラ失敗例2】味がボンヤリする
卵ボソボソの次に多いカルボナーラの失敗が「味がボンヤリ」。
原因は「チーズ不足」「パスタ茹で汁の塩不足」です。
カルボナーラの味付けは「チーズ」「パスタ茹で汁」の塩味だけととてもシンプル。
解決策は「計量」ですね。
目分量で計れるようになるまでは、面倒でもきちんと計量と味見をしてみてください。
ガラッと変わりますよ。
パスタの茹で方はこちらの記事はコチラ!
カルボナーラ作りで余る卵白の使い道は?
・気分はまるでカフェ!スフレパンケーキ
・フワフワ食感のオムレツ
料理にして食べなくても、アク取りに使うのもアリですね。
いろんな使い方があるので、残しておいて有効活用しましょう。
まとめ:卵とチーズ、パスタでカルボナーラを作ろう
卵とチーズだけで作るカルボナーラはいかがでしたか?
揃えやすい材料ですし、ご家庭によっては買い物に行かずに作れるかも。
イタリア料理やパスタと聞くと身構えがちですが、イタリアに行けばおふくろの味です。
ポイントを押さえて気軽に作ってみてくださいね。
・パスタ100g
・全卵1個、卵黄1個
・粉チーズ 40g
・ベーコン 60g(だいたいで良いです)
・粗挽きコショウ お好きなだけ